ゴローズの原点レザーアイテム サドルレザーとディアスキンとは?
ゴローさんこと、高橋ゴローさんのライフストーリーが綴られた書籍であるYELLOW EAGLEを読んだ事がある方は既にご存知かと思うが、そもそもゴローズは1966年に高橋吾郎氏が独学でレザークラフトを学び青山にお店をオープンさせたのが始まりです。その後にアメリカに渡りインディオからシルバーの彫金を学び帰国し、1971年にお店を青山から現在の原宿表参道へ移転させました。
このことからもわかる通り、ゴローズの原点はレザーアイテムにあります。
ゴローズで使用されているレザーは2種類あり、それはサドルレザーとディアスキンです。
ゴローズで使用されている2種類のレザー サドルレザーとディアスキン
サドルレザーとは、植物タンニンでなめした表面に撥水性を持たせる仕上げを施したヌメ革のことで表皮に艶があるのが特徴のレザーです。初めは薄いベージュ色ですが、経年変化によって焼けていくと深い味わいのアメ色へと変化していきます。もともとは馬の鞍(Saddle) に使われることからサドルと呼ばれています。ゴローズではこの色の他に、赤茶、焦げ茶、黒の全4種類があります。
サドルレザーは、財布、小銭入れ、鞄、手帳カバー、名刺入れ、ベルトとゴローズ革製品のすべての種類で使われていて、その製造加工工程の多さからコスト高となり、一般的には国内産ではあまり使われない頑丈で上質な高級レザーです。
ディアスキンとは、鹿革のことで、非常にきめが細かく軽くて丈夫な上に通気性が良く上質で滑らかな質感と強靭さ、さらには柔軟性を兼ね備えた高級レザーです。
ディアスキンは、ゴローズアクセサリーを吊るすための革紐と、鞄、巾着に使われています。色は白、黒、赤茶、焦げ茶、スモーク(革紐なし)で、スモークとは文字通り皮革を煙で燻し燻製仕上げした革のことで非常に味わい深い、焼けたような色艶に仕上がった革のことです。
ゴローズの革紐はすべてこのディアスキンを使用していて非常に滑らかな質感から首に不快感を与えません。また、ディアスキンは湿気や汗にも強いので丈夫で長く使用できることも特徴です。
ゴローズ革製品の魅力は、財布、鞄、ベルトなど、それぞれにコンチョで自分だけのオリジナルアイテムにカスタムできるにいう点にあります。
単なる既製品だったものが自分流の味付けでさらに昇華させることができる、テンションが上がりますよね。
次回は各々の革製品にどんな種類があるのかについて解説したいと思います。
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